資本主義社会から価値主義社会へ【お金2.0/佐藤航陽】
最近の生活は本当にインプットばかりしてる毎日です。
アウトプットはあと半年以内にはするつもりです。
どうも、現在ワクワクすることを計画中のするめでございます。
さて、今回はわたしが最近ずっと感じていたモヤモヤを
解決してくれている本がありましたのでご紹介します。
お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book) | ||||
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ざっと感想。
極端に言ってしまうと「お金持ちは正義」というのが
世の中の一般的に通っている常識として通っているイメージです。
ただ、わたしはなんかそこにずっとモヤモヤしてたんですよね。
言葉で出てくるケースというのは少ないですがこの漂う雰囲気というか。
なんかもっと違う価値観ってあるんじゃないの、
というかもう既に価値観って古いもので新しいものが出来上がっているんじゃないか
という疑問がありました。
ただ、わたし自身で言語化できなかったのでずっとモヤモヤしていました。
そこで現在事業を営んでいる友達にこの本おすすめしてもらいました。
やっぱりアンテナの張り方であったり、考え方がとても勉強になります。
この場で感謝。(見てないけど。)
この本によると、今着々と資本主義から価値主義へとシフトしているようです。
お金、この場合で言う貨幣というのはこの本の中では
あくまで【価値】の中の一つでしかありません。
でもまあ、そうですよね。
昔に比べて、食べるものに困るという生活は少なくなっていますし、
情報もネットはもちろん公共施設も充実しているので一般的な知識については格差が
少なくなっています。
また、他の視点で考えると色んな行動に制約もなくなってきているように思います。
今ではスマートフォンがあれば音声はもちろん動画の発信をすることができます。
オーディションを通る必要もなくメディアに出ることもできますし、
twitterにアップしたマンガをまとめて電子書籍化することもできます。
となると、沢山のお金を持つ必要性がだんだんなくなってきますよね。
そういうところからの価値観の変化なのかなあ、と
この本を読んで勝手に解釈しています。
ポイント確認(怒られない程度の引用)
お金の影響力は確かに強いですが、
人の感情を無視しては持続することはできないというのがポイントです。
Fintech1.0とは、簡単に言えばすでに存在している金融の概念は崩さずに、ITを使ってその業務を限界まで効率化するようなタイプのものです。
決済、投資、融資、保険、会計など、近代にできた枠組みは触らず、スマートフォンやビッグデータなどを用いて既存の業務の無駄を省いたり、新しいマーケティング手法を活用したりするものが中心です。
いずれも既存の金融の延長線上にあるもので、金融機関が使うFintechとはほぼこちらの1・0のほうを指しています。
特徴としては、 既存の金融機関で働いている人がビジネスモデルを聞いてすぐ理解できるものがFintech1.0です。
2・0は1・0とは全く異なり、近代に作られた金融の枠組み自体を無視して、全くのゼロベースから再構築するタイプのものです。
本書のタイトルである「お金2・0」もここから取っています。
2・0のサービスは概念そのものを作り出そうとするものが多いので、
既存の金融の知識が豊富な人ほど理解に苦しみます。
通貨、決済、投資、融資などすでにある枠組みに当てはめて判断することが非常に難しいため、
そのサービスや概念を見た時にそれが何なのかを一言で表現することができません。
あらゆる「価値」を最大化しておけば、
その価値をいつでもお金に変換することができますし、
お金以外にものと交換することもできるようになります。
お金は価値を資本主義経済の中で使える形に変換したものに過ぎず、
価値を媒介する1つの選択肢に過ぎません。
価値主義で扱う価値とは、
① 有用性としての価値だけではなく、
② 人間の内面的な価値や、
③ 全体の持続性を高めるような社会的な価値
も、すべて価値として取り扱う仕組みです。
そして ① と比べて ② や ③ は物質がなく曖昧であるがために
テクノロジーの活用が不可欠です。
裏を返せば、価値主義とは資本主義と全く違うパラダイムではなく、
これまでの資本主義が認識できなかった領域も
テクノロジーの力を使ってカバーする、
資本主義の発展系と考えてもらったほうがわかりやすいと思います。
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最後に。
毎回揺らいでしまうんですけどど、引用だけしてれば良いのではと思ってしまいます。
いや、別に正直面白い本をみんなに読んでほしいだけなので
別にアプローチ方法はなんだって良いとは思うんです。
でもやっぱりわたしの言葉で「おっ、面白そう」ってなってほしいというのがあるから
毎回もがきながら書いてます。
何が言いたいかと申しますと、許せ。
はい、そんな自己満足のブログですが皆さん末永いお付き合いをよろしくお願いします。
それでは。
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