1分間マネジャーの時間管理【タスクの重さを知ろう】

2018年5月11日

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ブログを書くときはほとんど行きつけの喫茶店にいます。

家に帰るとついついダラダラしてしまうので。。。

 

スイッチを切り替える場所を作ることって大事ですよね。

どうも、するめでございます。

 

さて、久しぶりの読書レビューとなります。

最近はあまり紹介するまでもないものが多いので

今回はわたしの仕事観を変えてくれた一冊をご紹介します。

 

1分間マネジャーの時間管理
ケン・ブランチャード/ウィリアム・オンケン パンローリング 2013年03月
売り上げランキング : 33059

by ヨメレバ

はい、ケン・ブランチャードさんが書かれた

「1分間マネジャーの時間管理」

という本です。

わたしはまだ読んでいませんが、実は1分間マネジャーシリーズの中の1冊だそうです。

 

どんな本?

時間管理、とりわけタスクについての考え方を記述している本です。

冒頭はあるエピソード、何故か成果が上がらない上司のある場面を

切り抜いて紹介するところから始まります。

 

上司が廊下を歩いていると部下からある仕事について質問を受けます。

「現在かくかくしかじかという状況なのですがどうすればいいですか?」と。

そして、早く移動したいがために上司はついついこう答えてしまいます。

「考えるので少し待って欲しい」と。

 

よくある場面なのですが、ここで注意したいのがこの瞬間仕事を進めるべき

人間が部下から上司にシフトしました。

 

この積み重ねにより上司のやるべきことが増えてしまい自分のために使う時間が

なくなってしまいましたとさ、と冒頭のエピソードは終えることとなります。

 

わたしもよくやってしまい、またやられてしまいがちなのでこのエピソードを

読んだ時ゾッとしました。

 

一つ一つのタスクはそんなに時間がかかるものではないのですが、

実はじわじわと脳のスペースを奪って効率を下げるうえ、

時間を奪うので自分のが本来やりたかった仕事にいつまでたっても

たどり着かないのです。

 

 

この本の面白いところは、タスク=対処すべき事項のことをサルと例えているところですね。

タスクを的確に捌かないと自分の肩にはたくさんのサルが。。。という風に。

タスクは生き物であり上手に世話をしたり人に任せないと、

ある時急に自分に歯向かってきます。

 

その恐ろしさと、対策方法をわかりやすく書いてあるのでタスク管理について

学ぶ際はまずこの本から、と思うぐらい周りにはオススメしています。

 

参考にした文章

 

いないと困る管理職など、百害あって一利なし。

とくに現場のブレーキになるのがいただけない。

自分がいないとみんなが困る、自分に代わる人間はいないと思っている管理職ほど、

現場に災いをもたらすので、簡単に代えられてしまう。

もっと言えば、上役はそんな管理職を昇進させるわけにはいかないだろう。

自分の代わりはいないと思っているので後継者を育てないからだ――

 

やる価値のないことを効率よくやる価値はない。

 

経験とは自分の身に起きたことではない。

自分の身に起きたことにどう対処したかを言うのだ。

 

部下のサルを排除すれば、部下のために時間を使える。

 

可能な範囲で部下にサルを任せれば、部下はそのぶんだけ自分たちで現場を仕切れる。

 

〈オンケン流サル管理の心得〉の要点

第一条 サルを特定する

上司と部下は〝次の対応〟を具体的に決めるまで、話し合いを切り上げてはいけない。

第二条 サルの担当者を決める

各サルに善処するには現場の人間に託すのがいちばんである。

第三条 サルに保険をかける

サルを部下に託すときは、どちらかの保険をかけなくてはいけない。

●Aタイプ 上司の承認を得てから着手する

●Bタイプ 着手してから上司に報告する

第四条 サルの健康診断を実施する

現状確認はサルの健康管理に不可欠。どのサルにも定期健診を受けさせる

第一、サルの担当者を決めなかったら、連帯責任は無責任という結果になりかねない。

 

サルに善処するには現場の人間に託すのがいちばんである!

サルの世話を現場に任せると言うと、

責任の放棄や押しつけに聞こえるかもしれないが、決してそうではない。

ちゃんとした理由がある。

第一に、現場のほうが時間も人手も融通できるし、

たいていは私よりもサルの扱いを心得ている(自分のほうが心得ていると思っている管理職は 誇大妄想 の疑いがある)。

第二に、部下のほうが現場の実務に詳しいから、サルを適切に扱える。

第三に、部下のサルをオフィスから締め出すことで、管理職にとって何よりも貴重な〝自由活動の時間〟が確保できる。

 

マネジメントの成功は次の三タイプの時間を上手にやりくりできるかどうかにかかっている。

企業人の三つの時間

●上司にあてる時間

●ルーティンワークにあてる時間

●自分にあてる時間

 

上司と部下の意見がいつも一致するなら、どちらか一方はいらない

 

さいごに

気になる文章はありましたか?

この本のターゲットは部下を管理する人間、マネージャー以上の人ではあるのですが、

チェス盤を逆転、つまり自分が上司だったら。。。とすれば

内容としては例え新入社員の方でも役立つと思います。

 

まだまだ理解が浅く、きちんと説明できたか少し不安ですが今回はこのへんで。

また読み返した際に書き直させていただきますね。

それでは。

 

1分間マネジャーの時間管理
ケン・ブランチャード/ウィリアム・オンケン パンローリング 2013年03月
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