会社行ってログインボーナスって素敵じゃない?

2018年7月8日

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Twitterで情報収集をしていると、こんなつぶやきがありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

革新的じゃないですか?!?!?!!

 

 

 

 

どうも、実は労務もある程度詳しいするめでございます。

 

 

 

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そもそも皆勤手当って?

 

「皆勤手当」とはわたしのクライアントでもちょこちょこ採用されている手当でして、

一定回数以内の遅刻、及び欠勤数であればもらえるインセンティブ的な要素を持つ手当です。

 

例えば、「電車の遅延による遅刻が1回のみで、欠勤数は0」となった場合、

手当として10,000円給与に上乗せされる、そんな感じです。

 

 

ちなみに、労務的・税務的な補足をしておきますと、

この皆勤手当は非固定的賃金であり、所得税の課税対象となります。

つまり、所得税を控除される要因となる給与として扱われます。

 

 

 

 

 

皆勤手当のここがダメ!!

 

このつぶやき主がおっしゃるように、皆勤手当を導入すると以下のデメリットが出てきます。

 

 

 

・ある程度なれてくると当たり前になってくるため、

 従業員のやる気向上効果が持続しない。

 

 

 

・給与規定にもよるが、体調不良などやむを得ない状況でも欠勤すると

 皆勤手当がつかなくなるので、その後の従業員のやる気がむしろ下がる。

 

 

 

・欠勤や遅刻の管理を更に厳密に行う必要がでてくるため、

 労務担当(給与計算をする人)の事務負担が増大する。

 

 

 

これって、むしろマイナスじゃない?と思ったそこのあなた。

 

その考え、あってます。

 

 

 

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皆勤手当廃止のススメ。

わたしが思うに、皆勤手当って雇用主・従業員共に何一つメリットがないんですよね。

 

雇用主からすれば、やる気を出してもらいたい一心でプラスαの制度を会社の財布を

確認しながら決死の思いでやっているはずです。

 

ただ、その考え悲しくも従業員にはあまり伝わらずむしろマイナスとして伝わりがちです。

従業員からすれば、前述のデメリットの通り、

 

 

いつの間にか常にあると勘違いをして、

 

 

休むとなくなってしまうインセンティブに文句を言うものもいれば、

 

 

なんとか貰えるようにたとえ風邪でも無理やりくるようにする人もいます。

 

 

どう思います?メリット、そこにありますか?

 

 

 

皆勤手当ではなくてログインボーナス(出勤手当)に!

だからこそ、この人の会社の制度が最強なんです。

 

 

だって、会社に来るだけで手当が貰えるんですから。

肯定ペンギン©るるてあさんの「会社にきてえらい!」が脳裏に浮かびます。

 

 

雇用主は「こんなので変わるの?」と思われるかともいるかと思いますが、

雇用主からすれば、こんなメリットがあります。

 

 

・従業員から皆勤手当に対するマイナスのイメージが払拭できる。

 

 

 

・体調不良でも無理やり出社する従業員が明らかに減るので、

 社内の衛生環境が整備される。

 

 

 

・給与計算もシステムで「勤務日数×手当日額」で計算できるので、

 事務負担が減少し作業効率化となる。

 

 

 

せっかくの従業員に対する福利厚生なわけですから

もっと上手に従業員のためにお金を使っていってくださいね。

 

 

 

それでは!

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