今あるレールから外れようと思った瞬間。

2018年7月16日

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みなさん、突然の宣言ですが

 

 

 

わたし”するめ”は、独立することを決めました。

 

 

 

あっ、ご安心を。

このサイトは引き続き運営しますし、

会計税務に関する情報は引き続き提供させていただくつもりです。

というかむしろ更新頻度が増えるぐらいです。

 

 

発信させていただくジャンルはもう少し広がるので、

分かりやすいようカテゴリはしっかり分けないといけませんね。

そのあたりは怠らないようにします。

 

 

さて、冒頭の決意表明の理由をつらつらと書いていきますね。

 

 

 

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きっかけは2018年6月18日の地震でした。

 

幸いにもわたしや家族に被害はなかったのですが

一応大阪市内に住んでいるので、その日はてんやわんやでした。

 

いつも通り出社しようと思い、ドアを空けようとしたら

思っていた以上に開いたですよね、ドアが。

単純に体制を崩しただけなんですが、この時の感覚は今でも覚えています。

その後、地震の強さに改めて気づきました。

 

Twitterやネットで情報収集していると、どうやら思った以上に規模が大きい。

慌てて家族や友人の安否確認を済ませた後、公共交通機関の様子を確認しに行きました。

駅に向かう途中ポツポツとですが周りの状況確認のために出てきている人がいたのが

印象的でしたね。

 

 

大阪で働かれている方や、住んでいる方はお分かりでしょうが

公共交通機関はバスを除いて昼まで全滅でした。

御堂筋線なんかは夜まで動かなかったみたいですね。。。

 

当然改札の前には人、人、人。

 

 

会社に電話している方

 

 

友達に「やべぇw止まってるw」と連絡している(と推測される)方。

 

 

駅員さんに詰め寄る方。

 

 

さまざまな方々が改札前にひしめき合っていました。

わたしは様子が確認できればそれでよかったので、すぐさま引き返しました。

そこにいてもどうしようもないですからね。

 

 

で、昼になった頃にわたしの普段使っている交通機関が生き返ったので、

晴れて出社することができて、無事仕事に励むことができたわけなんですが。。。

 

 

 

 

 

わたしは何のために働いてるんだろう?

 

地震があった日から働きながらずっと考えていました。

 

 

 

地震があった日、どうして会社に来たのだろう?

 

 

その時もっとやりたいことがあったんじゃないの?

 

 

職業とか関係なく、わたしが働いている理由ってなんだったっけ?

 

 

猛烈な勢いで自己分析が始まっていました。

 

 

 

会社に来てしまった理由、それは会社に仕事があるから。

 

単純に、明日に回したら面倒だなって思ったから来ただけなんです。

 

ただ、それってその日本当にやるべきやることだったんでしょうか?

別に明日・明後日でもよかったことだったんじゃないだろうか。

 

 

次に、その時やりたいことが他にあったんじゃないかについて。

 

これは自分にご縁がある方全ての安否確認と必要であれば救助活動でした。

 

今回はわたしの周りには結果的に大きな被害はありませんでしたが、

担当のクライアント全員、そして家族以外の親戚の安否確認ができなかったこと、

これは今でも後悔として心に大きなしこりが残っています。

 

 

 

そして最後にわたしが今働いている理由、それは

 

 

わたしを支えてくれた家族や友人達に恩返しをするためです。

 

 

そのうち自分の振り返りとして書こうとは思っていますが、

子どものころはろくなもんじゃなく、高校もドロップアウトするようなダメ人間でした。

 

そんな時も支えてくれた親や、小さい頃からの友人には本当に感謝しており、

社会人に無事になった時、わたしの残りの人生はこの人たちに使おうと決めました。

 

もちろんその後、働く過程で知り合ったりお世話になった方もいらっしゃいます。

その方たちにもいずれお返しはするつもりですが、根底はやはり前述のものとなります。

 

 

これを書きながら改めて思ったのですが、他者にはちゃめちゃ依存してますね。。。

そこには反省していますが、今の所この考えを貫いて後悔するとは思っていません。

失礼、脱線しました。

 

 

 

 

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ふつふつと湧き上がる違和感

 

そうした考えを巡らせながら働いていると、

現状の中から違和感がどんどん湧き上がってくるんですよね。

 

残業、休日出勤、果てには出社自体にも。

 

そうした悶々とした日を数日過ごした後、

ついにある瞬間が来てしまいました。

 

 

 

働いていることに対する拒否感が。

 

 

 

言葉での説明が難しいので、ちょっと語弊があるかもしれません。

なんというか、気持ち悪くなったんですよね。

今ではそこまで感情は荒ぶらなくなりましたが、

独立を決意するまではずっとなにかに内蔵をかき回されるかんじでした。

 

 

それは、思考のキャパオーバーも要因としてあったかもしれませんが、

自分のたどり着いた結論と現状がミスマッチだったんだと思います。

 

 

別に会社の仕事が辛くて辞めたいとかではないんです。

 

 

本当に自分が在りたい姿と現状が違うと気づいてしまった。

 

ただそれだけなんです。

 

 

 

転職ではなく独立へ

 

独立の前に「転職」という選択を検討したことがあります。

ただ、結局しっくりこずにやめてしまいました。

 

なんでだろうと、今改めて考えると

独立に対する憧れと自分の力を試したいと言うのがあったんだと思います。

今どき1回起業に失敗したところで借金さえなければどうとでもなります。

 

20代後半という年齢がチャンスする人生で一番楽しいタイミングなのではないか、

というワクワクに押されてしまったのもあるかもしれません。

 

ただ、これが一番大きいとは思います。それは

 

 

会計事務所以上に面白い職業が現状として見つからなかったこと。

 

 

クライアントの隣に立って、会計のことはもちろん

事業の相談から人生相談までとここまで寄り添える職業は現状存在しないと思っています。

また、起業家に一番会う機会があり、新しい知識を常にインプットすることができる。

クライアントの悩みを自分が持つ知識やネットワークを使って解決していくので、

極端な話、サービス業としてだけなくどんな業種にも変化することができます。

これが楽しい職業と言わずなんと言うのでしょうか。

 

 

 

ただ、こういうことを言っていると、

 

「じゃあこのままでいいじゃないか」

 

という意見もあるかと思います。

おっしゃる通り会計業界にはこの先もできる限り、関わり続けていきたいと考えています。

ただ、それは主軸にせずあくまで自分らしく在れる姿までです。

 

わたしの数少ない強みが会計などマネーの部分であることは間違いないですし、

それなくして食べていけるとは微塵も思っていません。

 

ただ、税理士や公認会計士など専門資格が無いので現状の考えではありますが、

ブログを通したノウハウ提供や、身近な方たちの経理周りのお手伝いなど

会計事務所としての仕事の形としては変わっていきますが続けていこうと考えています。

 

 

 

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さて、これからどうするって?何も考えていません。

 

いや、ホントに。

地震から1週間後、上司に退職の意向を伝えてまだ1ヶ月も経っていないぐらいなので。

 

ちなみに、このスピーディーさには周りからドン引きされていますが

大丈夫。わたしもドン引きしています。

こんなタイプじゃなかったんですけどね。。。

 

 

会計事務所というはちゃめちゃ面白いところを離れるのだから、

それ以上に面白いことをしないとわたしは満足しないのだろうなという

漠然とした思いはあります。

 

なので、そのあたりも含めて知見を広げつつ

色々な面白いことにい挑戦して、自分が在りたい姿に少しずつでも

近づけていけたらいいなと思っています。

 

 

その間の動きだったり、現在まだいる会計事務所での

学びなどについてはどんどんこちらやTwitterから発信していくつもりですので、

今後ますます動き回るであろうするめをどうかよろしくお願いいたします。

 

 

それでは。

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