スポンサーリンク

ストーリーに沿って正しく財務諸表の読み方を勉強しよう【会計天国】読書レビュー

完全にタイトルだけで読み始めた本ですが、

財務諸表の読み方をわかりやすく解説していたのでご紹介します。

いやあ、当たりでした。

会計天国
竹内 謙礼 青木 寿幸 PHP研究所 2009-04-21
売り上げランキング : 328751

どんな本?

この「会計天国」はストーリー仕立てで貸借対照表や損益計算書の読み方や、

キャッシュフローの考え方、そして事業戦略の概要を解説してくれています。

ケーススタディで具体的な数字をもって解説してくれるのですが、

特に専門知識を必要とすることなく読み溶けるので非常に読みやすかったです。

主人公はフリーランスのコンサルタントで忙しい合間を縫って

娘の挙式の打ち合わせに向かう途中に事故死してしまいます。

冒頭のあっけなさすごかった。

目が覚めると、Kと名乗る案内人に

「自分にゆかりのある人物5人を幸せにすることができたら生き返らせてあげる」

という提案を持ちかけられます。

なんとしてでも娘の挙式に出たい一心で、5人の迷える人たちを

コンサルタントとしての会計知識を駆使して導く、というストーリーでした。

だいたいこの手のビジネス書はストーリーがおざなりになりがちなのですが、

しっかり絡めて感情移入もしやすかったです。

ポイントチェック

「じゃあ、北条さんが考える、社長として成功できる才能って、何ですかね?」

『スケベ』で『ワガママ』で『ケチ』ってことだ。

『スケベ』は欲望が強いこと。

『ワガママ』は自己実現の力の強さを意味して、

『ケチ』はコスト管理に長けているってことだ」

他人と自分のどちらが『幸せ』かなんて比べても意味がないんだよ。

重要なのは、自分の『ゴール』を見つけて、

それに向かって走る意志を持つことなんだ。

会社は責任を押し付け合う場所ではない。

社員が協力し合って、売上を上げて利益を稼ぎ、

その中から給料を分け合う組織体なんじゃ。

その給料によって、社員やその家族が幸せに暮らせる、

これを目標にすべきなんじゃないのか?

反省するだけなら、誰にでもできる。

ビジネスは反省したあと、次の行動を変えることができるかで成否が決まる

んじゃ。

自分の考えを変えない人間に、成功はないぞ。

チームというのは、どんな場合でも、目標との『ズレ』を確認し合い、

よりよい方向に進むようにみんなで考えるべきなんじゃよ。

それを繰り返すことで、社員全員が自分の仕事に対して、

『なぜ、こうなったのか?』と行動を見直すことにもつながるんじゃ。

決算書は会社の『結果』だけを表わしている

って勘違いしている奴が多いんだ。

でも、決算書を分析したり内容を組み替えたりすると、

実は、そうなった『過程』も分かるもんなんだ。

そして、その『過程』で、意思決定が間違っていた部分を探し出して、

これからの『過程』を変えてやれば、会社の将来の決算書、

つまり『結果』を変えることができるんだ。

スポンサードリンク

おわりに

ポイントチェックは今回はあえて会計知識にはフォーカスせずに抜き出してみました。

ストーリーに沿って読み解いたほうが絶対に頭に落とし込めますから。

良かったら読んでみてくだいね。

ちなみに、現在(2018/08/20)kindle unlimited対象となっているようです。

それでは。

会計天国
竹内 謙礼 青木 寿幸 PHP研究所 2009-04-21
売り上げランキング : 328751