自分の今の時給って言えますか? ~時給思考/金川顕教~
この本の巻末には
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という表記がありました。
あー、その界隈かな。。。
一瞬ためらったのですが、まあ考え方は嫌いではない部分がところどころありました。
あと、前にとりあえず全部紹介するという話をした記憶がありますので、
せっかくなのでご紹介します。
ねずみさんビジネスには2回勧誘を受け、勧誘現場に遭遇した回数は数知れず。
どうも、歩くねずみさんホイホイのするめ(@hengenjizai)でございます。
悲しすぎないか、この自己紹介。
※こういう導入をしましたが、金川さんが本当にそちらの界隈の人かどうかというのは
わたし自身も本を読んだ時の印象なのでしっかり調べているわけではありません。
気になる方は自分でお調べください。
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自分の年収を時給換算する考え方「時給思考」
年収、月収、日給思考をやめて、自分の時給を意識する。
1日、1週間、1カ月、1年
といった長いスパンの時間感覚をやめるだけなのです。
1時間にいくらの価値を生み出すか、ということを考えるだけで良いのです。
そうすることで、今、この瞬間の生産性が上がり、
人生の生産性が上がります。
時給思考ができれば、 ただ時間が流れていくということがなくなり、
1時間あたりの価値を劇的に上げることができるようになるのです。
これがこの本のタイトルにもなっている「時給思考」という考え方です。
これはわたし達会計業界には特にフィットする考え方なんですよね。
というのも、会計・税理士業というものは毎月の顧問料から成り立っています。
つまり、収入額は原則固定でありその収入内でいかにしてサービスを効率的に提供し、
人件費を抑えるかというところが肝となってくる業界となります。
ちなみに他の事務所の知り合いがおりませんので、全部がそうだという断定はできませんが、
弊社は毎月クライアントごとの単価(作業1時間あたりの報酬額)というものを
計算して全従業員が確認できるよう可視化されております。
わたしも、少なくともクライアントごとに自分がどれだけ利益を出しているかぐらいは
常日頃から把握するようにしています。
ええ、結構シビアです。
なので、自分の年収という対象こそちがいますがこの考え方はしっくりきました。
何事も短いスパンで分析をしPDCAを回せるようにしておくのは非常に大事です。
皆様も一度計算してみてはいかがでしょうか?
ポイントチェック
僕はこう言いたい。 〈タイムイズマネー〉ではなく、〈タイムイズライフ〉。
タイムイズマネーくらいにしか考えていないから、
時間の価値を低く見積もってしまうのです。
タイムイズライフ。時間とは、命。
時間とは、「命」と同等のものなのです。
時給が高い人は、受け身ではない人です。
簡単に言ってしまうと、買う側の人ではなく、
提供する側の人になるということです。
失敗しない起業法をお伝えしておきます。
これは、 ホリエモンこと、実業家の堀江貴文さん が語っていたのですが、
今からビジネスを立ち上げようという人には、大変役に立ちます。
①在庫を持たない
②初期投資をかけない
③利益率が高いビジネスをする
④安定するビジネスをする
これが、ビジネスの4原則なのだそうです。
結果が出ない人、つまり、時給が上げられない人の特徴が2つあります。
①そもそもやるべきことをやっていない。
②やっていてもやり方が間違っている。
そもそも、何もやらなければ、現状が変わるはずがありません。
何もしなければ、何の結果も生まれないのです。
これは誰もが納得できることでしょう。
もうひとつ、やっていてもやり方が間違っている。
こういう人は、特に厄介です。
特に日本人は、頑張ることに美学を感じる傾向にあります。
これは、いいことではあるのですが、一方で間違った努力を重ねると、
時間と体力を消耗するだけになってしまいます。
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終わりに
この本は結構サクサク読めますし、現時点(2018/10/08現在)では
kindle unlimited対象ですので入っている方はざっと見するだけでも得るものはあるかなあ、
と思います。
時給思考は銭ゲバ的思考アプローチだし、行き急いでいる、
とお考えになる方もいるかもしれませんが、時間は有限です。
限りある時間という概念を有効に使うという考え方は絶対持っておくべきです。
この方の思考をトレースして真似よう、とはわたしも思いませんが、
時間に対しての考え方を一度見直すきっかけとしてはおすすめしたい一冊でした。
それでは。
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