結婚で名字が変わった場合、新しい健康保険証ってどれくらいで届くの?

2019年10月24日

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今回はサクッと協会けんぽ・年金機構絡みで情報共有を。

先日クライアントからこんな質問がありました。

 

 

「従業員が結婚して名字が変わったんだけど、必要な手続きとかある?」

 

 

どんどん労務の知識がついてきています。

会計事務所の万能感について震えます、どうもするめ(@hengenjizai)でございます。

 

 

 

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マイナンバーを使って資格取得している場合は手続不要

 

このトピックスについてはこちらにすべてが書いてあります。

 

 

平成30年3月5日からは、

これまで基礎年金番号で行っていた各種届出・申請についても

マイナンバーで行えるようになったほか、

住所変更届や氏名変更届の届出省略を実施しています。

日本年金機構におけるマイナンバーへの対応(日本年金機構HP)より

 

 

マイナンバーと基礎年金番号が結びついている被保険者であれば、

原則届出は不要です。

従業員の氏名に変更があったときの手続き(日本年金機構HP)より

 

 

 

えー、ホントにー?

 

 

 

わかります、わたしもめちゃくちゃ疑いました。

 

とはいえ、公式で書いてあるのは事実。

クライアントにはこのページの紹介ともし基礎年金番号だけで手続きしていた時のために

必要手続(氏名変更届)を伝えておきました。

 

 

 

後日、本当に何もしなくても届きました。

 

その後、しばらくクライアントから音沙汰はなかったのですが、

先日「届きました!ありがとうございます!」との連絡がありました。

 

 

疑ってすまなかった、ごめんなさい日本年金機構さん。

 

 

質問が来た時点で市役所に届出はしていたようなので、

あくまでざっくりですが所要期間は1ヶ月ぐらいでした。

 

そう、こういう風にもっとマイナンバー活用して欲しかったんです。

というわけで、氏名が変更になった場合でも市役所にさえ氏名変更の届出を出していれば、

会社側は何もしなくても自動的に新しい健康保険証が届くようです。

 

 

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まとめ

 

マイナンバーで資格取得した場合、氏名変更について会社側の手続は不要。

 

市役所に届出をした後、およそ1ヶ月程度で新しい健康保険証が届く。

 

 

なので、会社側は従業員から報告があった際

資格取得手続をマイナンバーで行ったかをまず最初に確認してください。

 

もし基礎年金番号で行っていた場合、日本年金機構側で紐付けが出来ていない可能性が

あるので会社が氏名変更届を出さなければいけない可能性があります。

念のため事前に最寄りの年金機構に確認の上、手続をすることをオススメします。

もしかすると従業員の前職などで紐付けしてもらえてることがあるかもしれませんからね。

 

それでは。

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