コーチングについて気になったので読み漁ってみた(1冊目)
コーチングですが、この記事を読んだ時から薄々興味はありましたが、
「そのうち勉強しよう」と後回しにしてしまってました。
ただ、先日会社員時代から良くしてもらってる社長と久しぶりにお会いする機会があったので近況やらを話してると、
いつの間にか目標が明確化されたりやる気が湧き上がってきていることにふと気づきました。
あれ、これってコーチングじゃないの。
思い返してみれば、この方アドバイスってほとんどしないんですよね。
人の相談ってだいたい「こうすればいいよ」って自分の経験をもとに言ってしまうのが一番楽なんですが、これをしていない。
ただ、わたしの考えを深めるような質問を繰り返したり、別の視点からも考えられるような質問をサクッとぶつけてくれていました。
あれ、やっぱりこれってコーチングじゃないの。
このコーチングって、受けてみると意外とアハ体験ばりのスッキリさがあるので、
これ一度深く勉強しようと思って今買い漁って読んでます。
そのうち初めて手を付けてみたのが以下の本です。
コーチングとは「相手の中から答えを引き出す」こと
コーチングでは「答えを与える」のではなく「答えを創り出す」サポートを行います。
コーチングとは | 一般社団法人日本コーチ連盟
この考え方は「答えはその人の中にある」というコーチングの原則に基づいています。
教えること、つまりティーチングと違い、
コーチングではコーチする人が答えを教えることはめったにないようです。
あくまで、その人が納得の行く答えが出せる手助けをすることがコーチングなんですね。
本書でもコーチングについてはこの様に書かれています。
コーチングでは、質問を投げかけ、その質問に相手が答えるプロセスの中で 、自然に相手が自分自身をある行為に向けて説得し動いていくのをサポ ートします 。
—『コーチングのプロが教える 「ほめる」技術』鈴木義幸著
これを 「自己説得」を引き起こすといいます 。
「自己説得」した行動は 、「他己説得」された行動 、つまり「ああしなさい、こうしなさい」と、他人からいわれて説得された行動よりも現実化する可能性が高いといわれています 。」
表現こそ違えど、相手の中から答えを引き出す、という考え方は一緒ですね。
わたしも経験上、人から言われたことってなかなか実行に移せないことが多かったです。
例えば夏休みの宿題とか、冬休みの宿題とか、テスト前の勉強とか。
と、冗談はさておいても鈴木さんが仰る「自己説得」したものでないとやったとしてもクオリティが低くなってしまったり集中の質とかが低いケースが結構多いように思いました。
逆を考えれば簡単なのですが、自分自身が興味があることってすごく知識の吸収が早かったり、
集中力尋常じゃなかったり結構しないですか?
それがいわゆる「自己説得」というもので、自分で決めたものだからこそ発揮できるものなんだと思います。
その状態に持っていくために存在するのがコーチングという技術であったり職業であるわけです。
結構面白そうですよね、わたしも実際にやってみたり受けてみたりしたいなって思いました。
ポイントチェック
ああ、コレいいなと思ったり、使おうと思ったものをいくつか紹介します。
前後の文まで入れだすとキリがないですので省略します。
気になる方は実際に読んでお確かめくださいね。
怒るというのは、相手が自分の思いどおりにならないために、自分の中に起こったいら立ち、ざわつきを解消しようと感情を相手に向けて爆発させてしまうことです。
—『コーチングのプロが教える 「ほめる」技術』鈴木義幸著
意見を求めるというのは、その相手に対する大きなアクノレッジメントです。
—『コーチングのプロが教える 「ほめる」技術』鈴木義幸著
相手の中では期待されている、信頼されているという意識が高まります。
信頼してくれている人に対しては、行動を起こして応えたいという気持ちが沸き起こるものです。
若い人をアクノレッジする際に、中でも特に大事なのが「理由」という情報を伝えてあげることです。
—『コーチングのプロが教える 「ほめる」技術』鈴木義幸著
報連相(報告、連絡、相談の略)は上司に、「あなたのことを信頼しています」「頼りにしています」ということを伝える最も効果的な手段です。
—『コーチングのプロが教える 「ほめる」技術』鈴木義幸著
ほとんどの上司は自分を頼ってほしいと思っています。
なぜなら頼られるというのは、存在価値を増してくれる行為で、
組織の中での自分の位置が強く確認でき、内側のざわつきが減るからです。
スポンサードリンク
気になったのでコーチングという資格について調べてみた。
あとがきのようなものです。
これを読んでから、体系的に学んだという証明にもなる資格とかあるのかなと思い調べてみました。
すべて民間資格ですが3つほどあるようです。
詳しくは以下のページが参考になったので紹介します。
コーチングの資格を取ろう!取得費用はどれくらいかかる?(創業融資ガイド)
ザッと調べてみましたが、一般的な民間資格に比べだいぶ取得費用がかかるイメージですね。。。
物によっては100万ぐらいいるものあるようです。
ああ、モチベーションが奪われていく。。。
ちなみに、資格によっては10万ぐらいで勉強できるところもあるので、
もう少し調べてみようかなと思います。
見たところ、全部試験会場東京でしたけど。
やはり首都は強いですね。。。
関西のこういう弱みにショックを受けつつ、今回はここで筆を置かせていただきます。
それでは。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません