幸せとは化学物質〜精神科医が見つけた3つの幸福<THE THREE HAPINESS>/樺沢紫苑〜
「よーし!ビジネス本読んだら必ずレビュー書くぞ!」と意気込んだら、1年ほどビジネス書を読まなくなりました。
プレッシャーと高いハードルから逃げ続けています、どうもするめ(@hengenjizai)でございます。
今までは遅筆なので1記事2時間かかることは割とあったりするので、本を読む時間を入れたら(これまた遅読)5時間以上平気でかかっちゃうんですよね。
今回なんとかこうやって記事として出せているのは、「1時間、1時間でいいからメモがてらなんか書いてみて、頼む」と自分に懇願し続けた結果です。
自分で自分にお願いするってどういう状況なんだ。。。
閑話休題。
今回は以下の本を読んだのでご紹介させていただこうと思います。
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読んだきっかけ(読み飛ばしていただいて結構です)
しばらく本を読まないと、なんかこうきっかけがないとどうにも読みづらいんですよね。
ということで、誰かにおすすめしてもらったものなら読むかと思い、
最初に聞いた方に教えてもらった1冊がこちらの著書となります。
ちなみに聞いた方は私が贔屓にしている整体師の方です。
月1回ペースで行っているんですが、やっぱり「次に行くまでには読まないと」というプレッシャーはすごいですね。すぐ読めました。
え?冒頭で「プレッシャーから逃げ続けているって言ってたじゃないか」って?
私の虚栄心を甘く見てはいけない。
ちなみにきっかけとしては薄すぎるというのはまぁわかる意見なので、
こちらはきちんと受け止めはします。えぇ。
ただ、実際読んでこうやって書けているので私的にはOKなんです。嫌に開き直るなこいつ。
しかし、最近この類の表紙増えてきましたね。
なんかこう、とりあえずドーンと簡潔な英語を色鮮やかに繰り出してその後に補足するかのようなタイトルを飾るやつ。
流行りなんですかね。。。
書店で見かけたら確かに手を取りたくなるようなものではあるのは認めます。
こちらについて情報ご存じの方、ご教示いただければ幸いです。
概要とか思ったこととか。
さて、余りにも久しぶりに文章をしたためているもので以前とだいぶ文体が変わっているかもしれませんがもう振り向かないです。
こちらはタイトル通り樺沢紫苑さんっていう精神科医が書かれた著書で、
私なりの解釈をザクッと書くと「幸せを感じるときって、脳が特定の物質を出してるから起きるからぶっちゃけその物質をどうにかこうにかして出せば境遇に関わらず幸せを感じることはできるよ」ということを書かれています。
境遇に関わらず、というと「じゃあ、スラム街で育った人でも幸せになれんのかよ」と思われる方もいるかも知れません。
この著書の考え方をお借りすると、「幸せを感じられる」ことはできても、「幸せになる」ことは難しいです。
何を言っているんだ、というのもよくわかります。
ただ、幸せは物質が出ている間しか持続しないので、言ってしまえばそれが無くなったら我に返るというかもとに戻ってしまうらしいです。麻薬かな?
でも、実際に特定の物質(タイトルで言う3つの物質)のうち1つが依存性があると言われているので、あながち間違いでもないんですが。。。
それに、幸せが持続する前提条件として「健康であること」というものがあるので、
その点でもやはり難易度が高いと思います。
恒常的な幸せを求めるのならその物質が出し続けられるような環境や努力が必要なわけなんですね。
人生そんなに甘くはなかった。
しかし、個人的にはよくある「幸せはどこにでも転がっている」とか宣っている自己啓発本、いやまぁコレはコレで嫌いじゃないんですけど、
それらと違ってよりイメージがしやすく、現実的か考えでアプローチしているのが非常に好印象でした。
3つの幸福になる物質、この本で言うセロトニン、オキシトシン、ドーパミン、これらの物質が分泌されるタイミングや効能を知ることができたのはいい学びでした。
普段の生活で「この行動いるかなぁ」って思っていたものが、実は幸せ物質を出していたタイミングで不可欠な行動だったと知ったりできたのは面白かったですね。
ちょっと漠然とした学びではありますが、詳しくは実際に読んでみてください。集中力(1時間)が切れました。
ただ、個人的にここは。。。と思ったことが一つだけ。
他の著書にも書いてありますが、ってしきりに宣伝してくるのは
気になって読みたくなるでしょうが。
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面白かったところ抜き出し。(引用)
実は簡単にドーパミンを出す方法があります。 例えば、お酒です。お酒を飲むと、ドーパミンが分泌します。だからお酒に酔うと「楽しい」気分になるのです。
精神科医が見つけた3つの幸福<THE THREE HAPINESS>/樺沢紫苑
「所得」「学歴」「健康」「人間関係」「自己決定」。この5つの要因のうち、幸福度を決めるのはいったいどれでしょう?
精神科医が見つけた3つの幸福<THE THREE HAPINESS>/樺沢紫苑
2018年の神戸大学、同志社大学の共同研究で日本人2万人を対象に調査されました。
結果は、幸福感に与える影響力は高い順から、
「健康」「人間関係」「自己決定」「所得」「学歴」となりました。
ペットと目と目が合うアイコンタクトだけでもオキシトシンが出るという研究もあります。
精神科医が見つけた3つの幸福<THE THREE HAPINESS>/樺沢紫苑
「年収200万円の人が年収400万円に増えると、幸福度は大きくアップするものの、年収800万円の人が年収1600万円になっても、幸福度はほとんど変わらない」
精神科医が見つけた3つの幸福<THE THREE HAPINESS>/樺沢紫苑
終わりに
「1時間だけでいいから」って自分に言われてこの記事を書きましたが、普通に1時間超えました。
過去の私許さん。
とはいえこうやって記事としてアウトプットすると、自分の中で整理できるし再インプットもできるので、
また習慣にできたらなぁと淡い希望を抱いています。
それでは。(頼むぞ、私)
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