東洋医学を学んであなたも疲れ知らず?【寝てもとれない疲れをとる本】

2018年11月1日

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タイトルが気になって何となく手にとった作品でした。

 

が、

 

まさか東洋医学について学ぶなんて思いもしませんでした。

 

 

新しいジャンルの開拓が意図せずできてホクホクです。

医学の知識は全て友人に任せきりでした、どうもするめ(@hengenjizai)でございます。

 

 

さて、今回は休み方について取り上げた

「寝てもとれない疲れをとる本」をご紹介します。

 

 

・休日はガッツリ休んでいるのに平日の疲れが取れない方。

 

・眠りが浅くいつも寝た気がしない方。

 

・「栄養ドリンクがあれば、疲れなんて取れるぞ」と考えている方。

 

 

以上に当てはまる方は読んでいただくと、得るものはあるかと思います。

 

 

 

寝てもとれない疲れをとる本
中根 一 文響社 2017-09-29
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体力は無限ではない?

 

東洋医学において人には2つの体力があります。

 

1.生まれ持った体力(いわゆるHP)

 

2.生まれた後に補っていく体力(いわゆる防御力)

 

そして、この2つの体力は決して増えることはありません。

東洋医学の考え方においては、

いくら鍛えたところで体力の減るスピードを抑えることしかできません。

つまり、無理を通すと後で取り返せないということです。

 

 

栄養ドリンクでどうにかなると思っているあなたは大間違い。

栄養ドリンクは単なる寿命の先取りです。

体力が回復したようには感じますがあの感覚は

神経を興奮させることによって生じる心拍数の上昇からくるドーピング状態です。

 

つまり、体を酷使しているだけなんですね。

 

わたしも無理を通して道理を蹴っ飛ばしている時が多々あるので反省です。。。

 

 

ポイントチェック(個人的な学び)

 

「疲労」は日頃、頑張りすぎている人に対して、

体から出されるイエローカード。

放置すれば仕事やパフォーマンスの質を下げるだけでなく、

食事をおいしく感じるなどの日々の楽しみがガクッと減ってしまいます。

 

東洋医学は、

「末永く健康でいられるようにする」

「今ある不調が別の不調を起こさないようにする」

ということを目的としているため、しばしば「予防医学」と呼ばれます。

 

「休息」あってこその「活動」である。言い換えれば、

質のよい活動をするためには、きちんと休息をとることが大切なのです。

 

体の陰陽バランス(=自律神経)の切り替えがシンプルなほど、

体はスムーズに休息モードに入ることができるので、

「入浴」→「食事」→「就寝」という流れのほうが、

効率のいい回復ができるのです。

 

休日にどれだけ眠っても、「寝溜め」はできません。

休んだことでかえってだるくなってしまった場合には、

逆にしっかりと運動をして交感神経を優位にし、

体を活動モードにスイッチしてからきちんと休むと、

疲労感はスッキリ解消するでしょう。

 

充実した人生を長く過ごすためにも、ずっと元気に働いていくためにも、

何事もホドホドにするのが吉。

 

「頑張ってますね」

 

「すごいですね」

 

と周囲から声をかけられ始めたら、それは決して褒められているのではない、

と思ったほうがいいのかもしれません。

自分では気づかないうちに、周囲からイエローフラッグが振られ始めた

ということなのです。

 

 

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おわりに

 

東洋医学という普段意識しない学問からのアプローチで健康を考えることができた

いい機会でした。

東洋医学については今後また別の機会に学んでみようと思います。

 

興味があれば一度手にとって読んでみてくださいね。

それでは。

 

 

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