防げる死を防ぐ予防医療という考え方~健康の結論/堀江貴文~

2019年4月10日

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特に意図的に続けているわけではないんですが、ヘルスケア系の書籍が続きます。

 

 

おそらく、潜在的なアラートが出ているのだと思います。

 

 

どうも、3食外食のするめ(@hengenjizai)でございます。

まずはそこから直したほうがいい説が強いですが、趣味なので許して。。。

 

さて、今回は堀江貴文氏の「健康の結論」という書籍を読んだのでご紹介します。

知識系の専門書ですので今回はサラッと概要だけご紹介します。

 

 

 

 

健康の結論

健康の結論

  • 作者:堀江 貴文/予防医療普及協会
  • 出版社:KADOKAWA
  • 発売日: 2018年08月09日

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防げる死を防ぐ「予防医療」

知ることで、行動することで、防げる病気があります。

(一社)予防医療普及協会 VISONより

 

医学は発達し、治せる病気も増えてきました。

ただ、それでも全ての病気がが必ずしも治せるわけではありません。

 

しかし、それは現代の医学では治せない病気だけでなく

そして気がついたときには手遅れになってしまった

本来であれば治せる、もしくはかかるはずではなかった病気が存在します。

 

後者、つまり「防げる病」「防げる死」について学ぶ第一歩となるのが本書でした。

本書では以下の病気について取り上げていました。

 

・メンタルヘルス(自殺、自傷行為)

・突然死(AEDの重要性)

・がん(大腸がんがメイン)

・脳卒中

・HPV(男女ともに性交渉の際感染するウイルス)

・歯周病

 

いずれかについてご興味がある方は、入門書としてうってつけかと思います。

 

また、わたしのような「そろそろ健康について考えないと。。。」と意識し始めた人

にとっても良い一冊です。

 

 

 

ポイントチェック

生き続けるために、最も重要で確実な「結論」はたった一つ。

それは、「防げる死を防ぐ」ことだ。

人生の時間や選択肢が広がったとはいえ、

生物学的に見れば20 万年前から人体はほぼ変わっていない。

さまざまな情報とタスクをこなす 現代人の脳は、

バッテリー容量は同じなのに「アプリが大量に増えてしまったスマホ状態」

であり、脳にかかるストレスは人類史上最高だといわれている。

 

 

ストレスへの耐性は、よくコップの容量にたとえられます。

コップの大きさにはもともと個人差があり、その人のコップから

溢れてしまえば身体やメンタルに何らかの症状が出てしまいます。

 

 

自殺は、追い込まれた末の「死」で、

健康な個人の自由な意志や選択の結果ではない。

適切な時期に介入ができれば、防げる可能性がまだある死なのである。

 

 

そもそも自傷や自殺をする人には、共通の行動パターンがある。

それは「辛いときに人に助けを求めない」ことだ。

誰かに助けを求める代わりに、自分の体を傷つけてしまうのである。

 

 

頼られると、真面目な人ほど

「自分しか救える人はいない」などと考えるだろう。

しかし、そういうヒロイックな思い込みには注意が必要だ。

「ワンオペ対応」は共倒れを招きやすく、

結果的にその人を救えないこともあるのだ。

 

 

肝に銘じておいてください。

「死にたい」という言葉には、

「死にたいくらい辛いが、この辛さが少しでもやわらぐのであれば、

本当は生きたい」という意味があります。

最低限必要なのは、安心して「死にたい」と言える誰かがいることなのです。

 

 

感染症由来ではないが、

「大腸がん」は予防や早期発見が比較的簡単ながんである。

(中略)

ところが、今や 大腸がんは部位別がん罹患数第1位になり、

女性のがんの死因第1位にもなっている。

(中略)

大腸がんは毎年定期的に検査さえ受けていれば、

早期発見できて 90%以上が助かるがんだともいわれているのだ。

 

 

がん予防には、「一次予防」と「二次予防」という段階がある。

「一次予防」とは、がんにならないようにすること。

たとえば禁煙する、アルコールを控える、運動をするなど

がんができないような対策をとることだ。

「二次予防」とは、がんで死なないようにすること。

検診を受けて、早期発見・早期治療をすることだ。

 

 

たばこを吸う人は吸わない人に比べて、2~3倍脳梗塞になりやすい。

一般に歯周病は歯ブラシや歯磨き粉のCMの影響で、

歯磨きを頑張れば自力で治せる簡単な病気だと思っている人も多いだろうが、

実は悪化すると口腔内の不調ばかりか糖尿病や心筋梗塞、

脳卒中など全身の疾病につながる恐ろしい病気だ。

 

 

喫煙は歯周病の大きな危険因子である。

喫煙と歯周病は密接に関連している。

能動喫煙だけでなく受動喫煙であっても直接悪影響を受けてしまう。

親の喫煙によって子どもの歯肉にメラニン色素が沈着し、

歯周病にかかる確率が高くなるほどだ。

 

 

普段から歯周病予防をおこなう方法が一つあります。

それは口を閉じて「鼻呼吸」をすることです。

 

 

歯周病は口の中の炎症だけでなく、高血圧、糖尿病、肥満、

心筋梗塞、アルツハイマーなど多くの全身疾患に直結します。

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おわりに

 

今回のピックアップはわたしが周りに伝えたいことを中心にピックアップしました。

よって少し情報が偏ってるかもしれません、申し訳ありません。

 

ヘルスケアの専門書はあまり読む機会がなかったので非常に新鮮でした。

今までは病気に対しては「かかったらかかったで仕方ない」と諦めていたのですが、

ちょっと意識が変わったのか

「今の多少の努力(運動・食生活)や出費(健康診断・人間ドック)

で防げる死を防げるなら。。。」

と思うようになりました。個人的にはだいぶ進歩です。

 

そう意識が変わった健康志向への第一歩となる一冊でした。

 

それでは。

 

健康の結論

健康の結論

  • 作者:堀江 貴文/予防医療普及協会
  • 出版社:KADOKAWA
  • 発売日: 2018年08月09日

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