コーチングについて気になったので読み漁ってみた(2冊目)

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昨日の記事書いた後も積んでたコーチングの本があったので、サクッと読み切りました。

いやあ、やっぱり一回読んだジャンルは読みやすいなあ。
いや、それにしても読みやすすぎかな、と思ったら

書いている人同じでした。

まあまあいいところまで読んでたので引くに引けず、読んじゃいました。
同じ著者なら、そりゃあ読みやすいですよね。。。

こういうことよくあります。
どうも、するめ(@hengenjizai)でございます。

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前著をより読みすくした作品

前著はこの前ご紹介した「コーチングのプロが教える「ほめる」技術」ですが、書き方がだいぶ変わっており読みやすく仕上がっています。

内容としては同じコーチングの内容なんですが、
1つ1つの内容で普段の仕事やコミュニケーションに活かせるように分かれていました。

体系的に教えてくれる前著とどちらがいいかというと、一長一短です。
完全に好みにはなりますが、わたしは前著の方がコーチングという概念にフォーカスしてくれているようでいいなと思いました。

「じゃあ、紹介するなよ。」という声もあるかと思いますが、
サクッとポイントだけ読んで実生活に活かす、というフィードバックがしやすいのは完全に本著なので許して。。。

ポイントチェック

いつもの通り、これ使おうと思ったものをいくつかご紹介します。
詳しくは実際にお手にとってお確かめください。

相手から多くを引きだすためには、まず「小さくて」必ず答えられる質問からしていく。
それが鉄則です。

「コーチングが人を活かす」著:鈴木義幸

コーチングでは「なぜ」のかわりに極力「なに」を使うようにします。
それは「なに」を使った質問のほうが、内側にあるものを引きだしやすいからです。
「なぜ」といわれると、現実を客観的にとらえその理由をあげるというよりは、とりあえずそれ以上攻撃されないように防御壁を築きたくなります。

「コーチングが人を活かす」著:鈴木義幸

不満とは、基本的に「あなたには私をハッピーにする義務がある(のに、それを果たしてくれない)」という被害者的なスタンスからのメッセージです。

「コーチングが人を活かす」著:鈴木義幸

あなたの部下が動かなかったということは、あなたに十分なコーチング力が備わっていなかったということです。
コーチングはそれくらいの覚悟で行う必要があります。

「コーチングが人を活かす」著:鈴木義幸

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あとがき

今までお会いしてきた経営者を思い返すと、
結構な割合で「〇〇(部下)が仕事できなくて」など他責されるケースって見受けられるんですよね。

でも、それってコーチングの概念でいうと命令する側の能力不足が原因です。
つまりは本人の怠慢なわけなんですよね。

わたしも人のことは言えませんが、やっぱり人って自分の成功体験や成長過程をそのまま他の人に押し付けてしまいがちです。
育ってきた環境や人間関係、学んできたことは千差万別なのにも関わらずです。
うまく行かない上司と部下ってだいたいこの押し付けが原因だろうなと思っています。

よくよく考えたら、自分もうまく行かない人ってだいたいこういうタイプの人でした。
わたしの考えは「成功に対するアプローチは人によって違って当たり前」だったので当然ですよね。

ただ、この考えって例え今は大丈夫でも、結構視野が狭くなった時すぐ陥ってしまう思考なので、
そうならないように常に視野は広くして、考え方を柔軟にしておくように意識したいところですね。

それでは、今回はこのあたりで。

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